貯金術の思想-タイムパーコスト

貯金術の思想-タイムパーコスト

多くの人が忘れていることだ。
時間について、いくら自分が儲けているか、得しているか。
わかっているよ!っとおっしゃる方も多いでしょう。
時給で働いているんだから!!という方もいらっしゃるでしょう。

だが、10円の卵を買うために、遠い街に行くのは馬鹿げている、とわかっていても、
それをしてしまう方が多いのではないだろうか。
また、店頭の方がインターネットで買うよりも安いからといって、
インターネットで買うことを辞めている方がいるだろう。
インターネットで買った方が買い物にかかる時間は短いため、トータルで考えると安い。
というのも、時間をかければかけるほど、お金はかかるからだ。
時間の浪費は、お金の浪費、なのだ。
実際、その稼働時間の間に、収益につながることをしたほうが
結果的に、10円が、1万円に変わったりする。

消費を少しでも削る、という考え方はもちろん良いのですが、
結果的な部分で考えると、???なことになる。
節約もしすぎることによって、あるいは、やり方によっては
不利益になるのだ。

もっとも、企業でもこういう考えは多い。たとえば、他社の統計解析システムを買うよりも、アルバイトを雇って、統計を取らせる方が多い。確かにアルバイトの方がやすくつくかもしれない。しかし、雇用にかかる費用は賃金だけではない。広告費用、経費管理費用、さらにアルバイトにものを教える人間、管理する人間の人件費。備品なども考えれば、遥かに他社にアウトソーシングした方が安い。だが、実際、企業はアウトソーシングしないことが多い。
もちろん、ほかの理由もある。
他社コントロールに任せてばかりではいけない、
クオリティコントロールも必要だ、
日本経済を考えて、雇用を優先させるべき
などという理由もたくさんある。
ただ、企業も、株式会社であれば、利益を追いかけるのが定義なので、そこは意識をしたほうがよいのでは?と考えることも多い。やり方の問題ではありますが。

この考え方が蔓延しているせいか、家庭でも同じようなことが多い。買い物、運搬などは専門業者に任せた方がはるかに安くつく。引越しだって、そうだ。引越しの専門業者に頼んだ方が速いし、確実なのに、友人に手伝ってもらったりする。もちろん、レジャーとして頼むのであれば、問題はないと思うのだが。
友人に頼んだ引越しによって、結果的に、体力を使い、下手をすると、変な精神的な疲労も出て、ほかの収益の出せる仕事に取り組めない・・・
ひとえに、貯金といっても、考え方と行動で、いろいろと変わってくるものだと思います。