本の読みたいとき

エッセイ

いつかの書きたかったこと

本の読みたいとき

 不思議なことに、本の読みたくなる時がある。しかも、他にやることのある日ばかりに限って、本が読みたくなる。例えば、テスト前の勉強をしなくてはいけないときや、バイトの勤務中である。感情に動かされずに、本を読まないでいると、隔靴掻痒。手足がむずむずしてくる。だからといって、その誘惑に負けて、本を読み出すと、それはそれでやっかいなことになる。結局、本を読みたいと思った瞬間から、トラップにかかってしまったネズミと同じなのだ。抜け出すことさえ、ままにならない。やっかいなことだ。