営業マンなら常識?説得のうまい人になるには

エッセイ

営業マンなら常識?説得のうまい人になるには

人を説得することが不得意な人がいる。私もそうだが。
だから、説得できる能力の高い人がうらやましい。
しかし、なぜ、私を含め、人を説得することが不得意になるのであろうか。

説得することが不得意な人に聞くと、だいたい出てくる話が、
「うまく言葉が出せない」「うまく表現できない」からだと言う。

そこで、逆に人を説得するのが得意そうな
年商1億円の営業マンに聞いてみたところ、
「信頼が足りないから」「相手との人間関係ができていないから」
という回答だった。

その営業マンいわく、話上手な人にも、二種類のタイプがいる、とのこと。
情熱むき出しでしゃべる人と、ペテンを上手に使う人だ。

情熱むき出しでしゃべる人の弁舌は、
しゃべっている人自体が自分の弁舌に酔いながらしゃべってくるので、
その勢いに、相手が次第に押されていくのだとか。
しかも、短いセンテンスで、話をする人が多いのだとか。
聞かされている人が話のテンポのよさに、「はい」「はい」と納得して、
結果的に、自我をまげていくのだそうだ。

ペテンを上手に使うタイプの人は、自分を強く、大きく見せる見栄のような嘘は
つかない。むしろ、相手をおだてるたぐいの嘘をつき、
うまく相手との距離を縮めていくのだそうだ。
相手に嘘をつくのは、結果的に不誠実な上に、バレるリスクの方が大きいから
自分を大きく見せるような嘘はつかないんだとか。
*詐欺師は、逆なんでしょうね。

しかし、どちらのタイプも必ず持っているものがあるそうで、
それが相手との信頼関係構築がうまいということだそうだだ。
人と人との信頼があるからこそ、相手の言葉ひとつひとつを信じ、
言葉の集大成である論理を受け入れてくれるのだ。
そう考えると、営業マンがよく言われる「自分を売れ!」は
こういった信頼関係によるところのものだから、合点がいく。

となると、説得術を高める方法、
説得のうまい人になるには、信頼を勝ち取れる人になること、
約束、達成の積み上げなのだと感じられる。
デキる営業マンの常識みたいですね。
*簡単に言っても、なかなか難しいんですけどね。