人手不足は教育が足りないから?効果的なIT分野の教育方法とは

2017年5月の有効求人倍率は全体平均で2.46倍。引き続き売り手市場となっているのが今の求人状況です。特に、ITは5.9倍と非常に高い。1人に6つの企業のオファーがあるのが現実となっています。
参照元:転職求人倍率レポート 求人情報・転職サイトDODA(デューダ)
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/

■ITは人材が足りない。プログラマがいない?ではない。

実際、企業の状況を見ていると、プログラマがいない、SEがいないといったいた状況から、改善はされていっているものの、実際問題、プログラマの人材不足は続いている。過酷な労働環境が徐々に薄れていっているものの、それは大手ばかりで、中小企業では、あいかわらず過酷な状況が現実にあるようです。

しかし、アウトソーシングなどで、だいぶこのエンジニアリングまわりは状況が変わってきているのも事実なのです。それでも、IT業界で人が足りないのはなぜなのでしょうか?
理由は簡単です。
 1.IT人材の育成がされてこなかったから。
 2.そして、育成のノウハウのある人材が少ないから
 3.ITといっても、職種がたくさんあるから
なのです。

■IT業界の職種はどんなものがあるのか?

IT業界の職種は、ざっと27職種。

webマーケッター
ソリューションセールス
セールスエンジニア
ITコンサルタント
SEOコンサルタント
webコンサルタント
サーバコンサルタント
プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトリーダー(PL)
SE(システムエンジニア)
ネットワークエンジニア
web保守
システム保守
サーバ保守
webプロデューサー
webディレクター
webプログラマー
webデザイナー
プログラマー(PG)
テスター
web解析士
web運営スタッフ
ネットショップ店長
IT業界向けの転職エージェント
web動画撮影者
webライター
インフルエンサー
Youtuber ユーチューバー
web広告企画、運用

これに加えて、法務系、管理・経理系などの職種がある。もっと言えば、これに業界特有の職種なども追加されてきます。そうなってくると、IT業界だけでも、30職種もあります。これは異常なくらいに職種が多いのです。農業と比べてみてください。製造業と比べてみてください。相当な数の職種になります。

かつてはこれらは1つの職種のなかに含まれていたのだが、分業化の波におされて、これだけの職種ができたものと想定されます。分業化の波を押したのは、大手企業で、ヤフーやソフトバンク、楽天などが推進してきたものと、web広告の進歩による影響と想定されますね。

これだけIT業界の中でも、職種の数があれば、教えられる人が少ない。教える土壌がないのも納得できますよね。

■ところで、効果的なIT分野の教育方法は?

かつては、場数を踏むというのが中心的だったのですが、やはり、体系化が進んできています。最近では、ITスクール、しかも、eラーニング形式のものが増えてきています。

たとえば、デジタルハリウッドのオンラインスクール
http://online.dhw.co.jp/

在宅・副業スタートプランや就転職・キャリアアッププランなどのコースを制定して、そこでの教育活動を促しています。

実際、企業でも、この手のeラーニングの活用は促進されつつあるのですが、細かい実務レベルとなると、なかなか育成が進まないのも事実です。

そこで、最近活用が進んでいるのが、社内テスト。
銀行や証券会社などが、社内テストなどを行っていますが、IT業界でも、そういった動きが進んでいます。

リスティング広告の仕組みや設定方法などを社内テストを行い、それを個人個人の待遇に反映させていく人事制度が増えてきています。

つまりは、給与、人事制度と教育制度の紐付け強化が、効果的なIT分野の教育方法となってきているんですよね。そうなると、いかに企業内の人事考課制度を設けるか。そこがキーになってきますね。企業内の人事考課制度については、おってご紹介します。